住まいのお手入れ・春編

住まい 173

寒さに体を固くして過ごしていた冬も終わり、暖かい日が増えてきましたね。

四季があり気候の変化に恵まれた日本では、季節ごとに快適に住まうための知恵が受け継がれてきました。今回は春先のお家やお庭のお手入れをご紹介します。



日差しが明るくなってくると窓ガラスの汚れが気になりますよね・・。
窓ガラスを掃除するのにおすすめなのが古新聞紙。クリーナーの代わりになってしまうんです!
まず水に濡らした新聞紙で拭いて、その後に濡れていない新聞紙で拭きとる、これだけです♪
ぜひ試してみてください。
また住んでいる人にはわかりずらくても意外に汚れているのがフェンスや外壁。一気に水洗いでほこりや汚れを落としましょう。

そろそろ蚊や蝿が飛び回る季節ですね。早めに網戸の点検をして破れやほつれがあれば張り替えておきましょう。網目の汚れは濡れ雑巾で拭くとかえって汚れを広げてしまうため、スポンジを2つ用意し、はさんで叩くようにすると簡単に綺麗になります。

また、網戸を全面張りなおさなくても一部だけ補修出来るキットも売っています。便利ですよね♪

住宅の空気は、外から入ってくる土ぼこりや花粉、室内で発生するハウスダストなどの有害な化学物質、呼吸によるCO2などでいつの間にか汚れてしまいます。

なので、給気口や換気扇、エアコンなどのフィルターはワンシーズンに一度くらいは掃除機などで綺麗にして、気持ち良く外気を取り入れる準備をしましょう。

汚れがひどい時は薄めた中性洗剤で洗い、良く乾かしてから取り付けます。
給気口に貼るだけで花粉をカット出来る便利グッズも売っています。この季節の強い味方ですよね!

春はフェンスやウッドデッキの塗り替えにも適しています。
冬を越し、意外と汚れてしまっているので、水洗いで綺麗にしてよく乾かしてから塗装しましょう。
空気が乾燥しているこの時期にメンテナンスすることで、塗装がしっかりと乾き長持ちに繋がります◎

これからの季節、人の往来も増え、お家を見られることも増えます。
住んでいると気づきにくくても、冬を越した砂埃などで庭先や壁は外から見ると意外と汚れている・・?なんてことも。
今の時期の安定した気候を活かし、ちょっとしたお手入れで、春夏をより快適に過ごしましょう。

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